工匠精神
[匠の精神]
本来は職人だけに対して使う言葉だったが、現在は広義であらゆる業界や人に対しても使えるようになり、腕に磨きをかけて、完璧を目指すという精神・理念を指す。例えばご飯粒が立ってツヤツヤしたお米を炊ける炊飯器、使用者が力を入れずとも楽に切れる包丁、旅行者が雪原でも温かい飲み物を飲める魔法瓶のどれにも匠の精神が込められている。この言葉は2016年の『政府活動報告』の中に現れており、李克強国務院総理が「企業によるカスタムメードやフレキシブル生産の展開を奨励し、常に研さんに励む匠の精神を育てる」という方針を打ち出した。そして、2016年の十大流行語に選ばれた。
人民中国インターネット版 2017年2月