相看て両つながら厭わざる――歴代萌寵展
野生から飼育まで、動物は中華文明の発展の過程に欠くことのできないものだった。原始社会の壁画や彩陶の動物の模様から、人類は動物に対する感情を器物に添え、生活の中に溶け込ませることを始めた。はるか昔から、古代人は動物を使って生活を彩ると同時に、中華文明の前進の過程も記録していた。
観復博物館は商(殷)から民国時代までの200点余りの文物を入念に選び、同展覧会で展示した。動物の形をした歴代の文物を通して、古代の文人の雅趣や芸術を鑑賞し、人と動物の間に昔からある感情を感じてもらおうという趣旨だ。
数多くの古代の「萌寵(かわいらしいペット)」が目の前に現れたとき、われわれは古代人の卓越した英知や技術、想像力に驚くだけでなく、動物が人類の友達であるということを深く心に刻まなければならない。友達をなくしたら、人類の生活も精彩を欠いたものになる。
日時:2016年11月1日~2017年3月29日
場所:観復博物館(北京市朝陽区大山子張万墳 金南路18号)
料金:50元
人民中国インターネット版 2017年3月