『小城之春』
本演劇作品は、費穆監督が手掛けた1948年の同名映画の改作である。この映画は、中国映画90年の歴史の中で最も権威のある10作品の一つに数えられ、2005年に香港映画賞協会が発表した「最も優れた中国語映画100」において、最高得票の栄冠に輝いた。本演劇作品の李六乙監督は、費穆氏自筆の貴重な映画脚本と関連資料を入手し、11年にこれを改作して現代劇を完成させた。
舞台は戦後の荒れ果てた田舎町、まだ寒さが残る早春である。この町で年若い妻の周玉紋は持病を抱えた夫の戴礼言と退屈無味な生活を送っていた。玉紋は妻としての責任を淡々と果たすばかりで、夫と交わす会話は極端に少なかった。そんな中、礼言の幼なじみで、玉紋の初恋の相手である章志忱の出現が、水たまりのように活気を失っていた2人の生活に一石を投じ、夫婦それぞれの心中にさざ波が立ち始める。感情と理性の矛盾、去るかとどまるかの選択、移り行く時代の中で知識人たちはいかなる決断に至るのだろうか。
日時: 5月18日~5月20日 19:30~
場所: 国家大劇院戯劇場(北京市西長安街2号)
料金: 100/200/320/400/480/500元
人民中国インターネット版 2017年5月