美・好・中華――近20年の考古成果展
今回の展覧会では、1995年から2016年までの「全国十大考古新発見」の文化財を重要な根拠として、80カ所余りの関係機関、200カ所余りの考古遺跡、1000点近い文化財の中から、代表的な360点(組)の素晴らしい文化財を選んでいる。展示品は合計21の省に及び、そのうちの多くがその省の博物館ひいては倉庫からも出されたことがないものだ。
中国伝統文化における「美」の概念は、往々にして「好(良い)」と一般化され、美的感覚は哲学思想の調和に対する追求を暗に含んでいる。今回の展覧会のテーマはここにヒントを得ている。展覧会の内容は全体的に時代に沿って展開し、有史以前、夏・商(殷)・周、漢・唐、宋・元・明・清の四つの時期に分かれている。テーマは古代人の美に対する認識、美の発見、美の創造から出発し、古代人の美的感覚の角度から中国文明および中華の伝統的美学の発展プロセスを示し、中国古代の文化財と考古学発見を解説している。
日時:開催中~8月27日 9:00~17:00(月曜休館)
場所:首都博物館1階B展示ホール(北京市西城区復興門外大街16号)
料金:無料(ただし前日までに電話またはネットで要予約)
電話:63393339(9:00~17:00)
URL:http://www.capitalmuseum.org.cn/zjsb/pwfw.htm
人民中国インターネット版 2017年7月