世界イラスト展・国際アンデルセン画家賞設立50周年
世界の児童文学における最高賞である「国際アンデルセン賞」が1966年に画家賞を設けてから、これまでに26人の受賞者が誕生した。彼ら受賞者たちは、米国やチェコ、デンマーク、日本など各国の挿絵の巨匠であり、自らの美術館がある人もいるし、何度も個展を開催した人もいるが、同じ空間で作品を共同出展することはかつてなかったことだ。今回の展覧会では、1966年から2014年に同画家賞を受賞した25人(16年の受賞者ロートラウト・スザンネ・ベルナー氏の作品は含まれない)の約300点の挿絵作品を受賞順に展示しており、そのうち原画は210点。モーリス・センダック氏、ロバート・イングペン氏、安野光雅氏など挿絵の巨匠の手になる作品の間を歩くと、まるで夢に満ちた子ども時代に戻ったような感じがする。
日時:開催中~10月29日 9:00~17:00(入場最終時間15:30、月曜日閉館)
場所:国家図書館南区・国家典籍博物館第7、第8展示ホール(北京市中関村南大街33号)
料金:一般98元、ペアチケット166元、子ども65元
人民中国インターネット版 2017年9月