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「流動児童」の学校はいま

 

学校の中で、無心に笑う子どもたち

中国では現在、約2億の農民が都会へ流入して働いている。農村に残っている子どもは「留守児童」、両親といっしょに都市で暮らす子どもは「流動児童」と呼ばれる。「流動児童」はすでに2000万人近くいるという。

こうした「流動児童」の教育をどうするのか。公立学校は満杯で、なかなか受け入れてもらえない。そこでこの数年、農民工たちが自分たちでお金を出し合い、さらに社会の支援を受けて、「流動児童」のための学校を興し始めた。

「流動児童」は学校に行けるようにはなった。しかし設備はお粗末で、資格のない先生もいる。社会には賛否両論の声がある。

同心実験学校は北京で初めてできた「流動児童」の小学校だ。その成り立ちと実情を紹介しよう。 

夢ふくらます子どもたち

教育を支えるボランティア先生

出稼ぎ労働者が自らつくった学校

社会には賛否両論の声

 

 

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