●角山長城
角山は山海関城から北へ3キロメートルの所に位置し、主峰太平頂は海抜519メートル、巨大な山が険しくそびえ、あたかも竜の角に似ているので「角山」と名づけられた。
昔から道のつきた所の関城は険しく、天然の要害の地で角山にあると詩にうたわれている。これは角山の位置が険しいことを見れば足りる。
このため明の統治者は、人か財力を惜しまず万里の長城を修築したが、この山海関が天然の要害である理由を考えれば分かる。
角山長城は明朝の遼東鎮と薊鎮の二つの軍事上重要な基地の境界線で、建物や戦台5座等がある。
角山の太平頂に立つと、はるか遠く迄眺められ、人ははるか昔の当時の古戦場で陣太鼓が鳴り響き、刀の光剣の影の雄荘な場面に想いを至らせる。
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