People's China
現在位置: サイト特集四川・汶川大地震故郷の再建から生まれる希望日本の援助と協力

日本で広がる友情の輪
~被災地へのメッセージ~

 日本で広がる友情の輪

~被災地へのメッセージ~

四川汶川大地震の発生後、横内山梨県知事をはじめ宮島甲府市長、藤巻甲斐市長、田中中央市長ら、そして神奈川新聞社稲村社長から被災地へ心のこもったメッセージが寄せられた。

 

【注】1985年、山梨県は四川省と友好関係を締結し、毎年、訪問団を派遣し交流を続けてきた。また甲府市と成都市と、峡中地域の四市町は都江堰市と友好都市関係を締結し、友好を深めている。

 

山梨県知事 横内正明

 

このほど四川省を襲った大地震で、多くの人々が亡くなられ、家屋、農作物等に甚大な被害を被ったとの情報に接し、心よりお見舞い申し上げます。

 

四川省人民の皆様が力を合わせ、この事態を克服され、災害の復旧を力強く進められることを衷心より願っております。

 

甲府市市長 宮島雅展  甲府市議会議長 柳沢暢幸

 

この度の四川大地震は、成都市の皆様に多くの死傷者、建物の損壊など甚大なる被害をもたらしました。

 

犠牲になられた皆様に対し、改めてここに甲府市民を代表いたしまして、謹んで哀悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。

 

尊い家財を奪われ、今もなお不自由な生活を余儀なくされている多くの皆様と、全力で復旧活動をされております関係者の皆様には、少しでも早い復旧がなされ、安心した暮らしが取り戻せますよう心からお祈り申し上げます。

 

甲斐市市長 峡中地区都江堰市友好協議会 会長 藤巻義麿

 

四川大地震から1ヶ月程が経過しましたが、連日報道される被害の大きさに心を痛めております。

 

本協議会と友好関係にある都江堰市では、震源に近かったこともあり、特に甚大な被害が伝えられています。現在協議会では救援金を集めていて、早い時期に送りたいと考えています。

 

この救援金が少しでも復興のお役に立つことを期待するとともに、都江堰市の皆様には1日も早く心の傷が癒されますようお祈り致します。

 

中央市市長 田中久雄

 

中国四川省北西部を震源とする大規模な地震が発生し、四川省では甚大な被害が出ていることを知りました。

 

自然による災害とはいえ、まことにご同情申し上げますとともに、心からお見舞い申し上げます。

 

中央市と友好関係にある都江堰市はどういう状況かと心配になり、御地の状況を知りたく電話をしておりますが繋がらなく心配が増やすばかりであります。日本のニュースでは、都江堰市の学校や病院・家屋の倒壊など多くの市民が犠牲になられていることが報じられており中央市民一同心を痛めております。

 

一日も早くご復興されますようお祈りいたします。

 

悲しみを乗り越えて   神奈川新聞社社長 稲村 隆二

 

四川ブン川大地震の被害の凄まじさは想像を絶します。愛する家族を亡くした方々の喪失感、無力感を思うと胸が痛みます。しかし、私は人類の強靭な生命力、復興の力を信じたい。支援の輪は国境を越えて広がり、弊社の救援募金への賛同者も日増しに増えています。

 

被災者のみなさん、悲しみを乗り越えてがんばってください。

 

 

中央市立田富中学校 生徒会長 二宮良樹

 

真ん中は生徒会長、右側は中央市市長

 

都江堰中学校のみなさんへ

 

メディア報道からの情報では都江堰市での大きな被害の状況が伝えられ、昨年私たちの学校に来てくださった都江堰中学校の方々のことが、とても心配になりました。死者や負傷者、行方不明者が日を追うごとに多くなり、私たちには想像もできないほどの現実が都江堰市にはあるのだろうと思います。私たちにできることはないだろうかとみんなで考えた結果、学校内外に呼びかけをして、義援金を募ろうということになりました。本当にさささかではありますが、都江堰中学校関係者の皆様にお役に立てれば幸いです。

 

都江堰中学校が一日も早く復興することを心から願っています。

 

(人民中国雑誌社 東京支局)

 

人民中国インターネット部

 

 

同コラムの最新記事
四川被災地に小学校を寄贈する建築家迫慶一郎氏
大地震1周年 宮本大使から中国国民へメッセージ
日本の救援隊員「四川にまた行きたい」
日本人洋画家、北川地震博物館に作品贈呈
大地震1周年 宮本大使から中国国民へメッセージ