日本政府、四川震災地に「草の根無償資金協力」
日本政府、四川震災地に「草の根無償資金協力」
日本政府は四川省、甘粛省、陝西省の地震被災地で8件の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業を実施する。このほか救急車20台も寄贈し、無償援助の総額は約135万ドルに達する。中国商務部と在中国日本大使館は14日に成都市で、日本政府による四川大地震被災地での「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業の実施に関する文書の調印式と救急車の寄贈式典を行った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
日本政府が四川省、甘粛省、陝西省の被災地で実施する8件の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」事業は以下の通り。
(1)四川省青川県観音店郷の農村の人と家畜の飲み水事業
(2)四川省都江堰市虹口郷の人と家畜の飲み水事業
(3)四川省松潘県紅土郷での安全な飲み水事業
(4)四川省彭州市敖平鎮の診療所の建物補修・補強、設備購入事業
(5)甘粛省康県大南峪郷の大南溝小学校校舎建設事業
(6)甘粛省文県中寨郷新寨村の小学校校舎建設事業
(7)陝西省南鄭県楊春鎮泉溝村の飲み水事業
(8)陝西省略陽県の疾病予防制御センター検査ビル建設事業
商務部の易小准副部長は、四川大地震被災地への日本政府の緊急援助と力強い復興支援に感謝を表明。「中日両国が開発協力面での友好協力を一層強化することを希望する」と表明した。
「人民網日本語版」2009年1月15日