中国ペット事情2-ペットの去勢
2003年以降、中国のペットブームはずっと続いていて、ここ最近の年間の伸び率は全体の20%アップ、2010年のペット関連の収益は400億元が見込まれています。
ペットの種類は犬が7割以上、猫が3割、鳥は2割弱、ウサギは1割程度です。かつて北京の公園では、鳥かごを持って、鳴き声の美しさを競い合う老人の姿が見受けられましたが、最近は散歩がてらに愛犬を見せ合う姿にすっかり様変わりしています。
1994年に北京市が定めた飼い犬の登録料は5000元、当時の経済事情では大半の人の年収以上の金額でした。しかし、経済が上向きになるにつれてペットを飼い始める人は増え、2003年に登録料が見直されて1000元になったこともきっかけに一気に犬を中心にペットが増えていきました。
最近は、動物病院や、ペットホテル、ペット用品販売店なども増えています。しかも購入する先がペット屋だけでなくインターネットでも行われており、ますます気軽にペットを買えるようになっています。最近流行っている北京市内にある犬の訓練所の費用はなんと1ヶ月約4000元だそうですが、それでも予約でいっぱいだそうです。
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人民中国インターネット版 2010年11月4日