中国ペット事情1--一人っ子政策
北京の街中を散歩していると、よく犬を散歩させている人に出会います。そんなペットを家族のように思っている中国の人が増えていることが、明らかになりました。これはサーチナ総合研究所が、北京、上海、広東省、遼寧省、四川省の男女2000人を対象にインターネットで行った調査結果です。「ペットは家族の一員」と思っている人は中国全体で51.8%、上海市だけだと63.5%に上ります。また「今は飼っていないけれどもゆくゆくはペットが欲しい」と思っている人は半数以上で、主に年齢の若くなる10代の人が多いことが分かりました。経済が豊かになるにつれ、中国の一人っ子政策で、兄弟のいない子供たちの寂しさを紛らわすためにペットを飼う家庭が増えているようです。
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人民中国インターネット版 2010年10月21日