この冬は中国の広い範囲でスモッグが発生したが、これは経済と人々の暮らしに深くかかわる問題として国民の議論を呼んだ。
2月からだけでも、環境保護部(部は日本の省に相当)など関連の部や委員会が相次いで6つの環境保護関連政策・措置を公布した。特に27日には2つの大きな取り組みを発表したが、これは脱硫・脱硝にねらいを定めたものだった。しかし、すべてのものには長いプロセスがある。大気汚染は緊迫した問題だが、そう簡単に成し遂げられるものではない。
事実上、中国が直面する環境汚染は日増しに深刻になっている。国土の4分の1がスモッグに覆われ、9割の地下水が汚染され、100万平方キロの耕地が重金属汚染されている……。日増しに悪化する環境問題に、両会代表・委員たちは強い関心を寄せている。(孫雅甜=編集)
人民中国インターネット版 2013年3月7日
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