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環境投資を「必達」の目標に

 

目前の環境汚染対策のカギは、環境保護投資を「変更がなく必ず達成すべきもの」とすることだ。中国は経済総量は大きいが、環境保護分野への投資は少なく、GDPに対する環境保護投資比率を高める必要がある。中国の政府要員評価システムには現在大きな変化が生じている。多くの地方政府がエコロジー指標を在籍中の成績考査システムに取り入れ始めている。

両会では、大気汚染対策が各界からの関心を集めている。全国政協委員で、環境保護部の呉暁青副部長は、環境保護立法を強め、法律制度を整備することは、スモッグを含む大気汚染を解決する根本手段で、環境保護部は『大気汚染防止法』の改訂に尽力していくと述べている。中国民主建国会中央委員会による第1陣の提案の中でも、大気汚染対策強化の提案が首位を占めている。

中国は、より厳格な環境保護制度を確立し、汚染物質排出総量(PM2.5を含む)を国家の必達指標として、汚染の監視・測定、予報・警報、リスク評価メカニズムを整備し、環境監督システム建設を強化することが必要だ。

 

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人民中国インターネット版 2013年3月7日

 
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