「記憶」──2014中国・イタリア現代芸術ビエンナーレ
悠久の歴史を誇る文明国である中国とイタリアによる最先端の文化交流の促進を趣旨とする「中国・イタリア現代芸術ビエンナーレ」は、2012年に初めて開催され、今年で2回目を迎える。本ビエンナーレのテーマは「記憶」で、文字による芸術が人類の記憶に果たす役割を作品で表現するという新たな試みだ。キュレーターは48人の中国人アーチストと43人のイタリア人アーチストを念入りに選んだ。「アート工房――過去に向けた記憶」など5つの展示ホールが設けられ、スタイルの似通った両国のアーチストによる作品を同じスペースで展示している。同じ課題やテーマであっても、文化背景が異なるだけでそれぞれのアーチストの抱く思考がいかに異なるかが表現されている。
開催期日 :2014年6月28日~8月20日
開催場所 :北京市朝陽区酒仙橋路2号798アート地区797路10号院
入場料金 :30元(現地購入)15元(オンライン購入)10元(学生割引)
人民中国インターネット版 2014年8月