拖延症
[先延ばし症候群]
行うべきことがあるのにダラダラと先延ばしにすることを指す。だれでも時には、仕事の完了や問題の解決をある程度先延ばしにすることはある。しかし「先延ばし症候群」は、慢性的に先延ばしにする傾向を示し、そうすることによって心理面でも影響を受け、先延ばしにするほど不安や焦りが強まる。
このような状態に陥る原因として、自己過信や計画性・自己管理能力の欠如などが挙げられる。それを解消するためには、完璧を求めたり、自分の能力を過信したりせず、現実に即した計画を立て、そして自分の好きなことと行うべきことをはっきり区別して、不適切な優先順位の設定や時間配分を避けなければならない。また、行うべきことが多すぎるにもかかわらず、自分へのご褒美がなかったり、好きなことをする時間さえ持てなくなることによって「先延ばし症候群」にかかることもあるという。
人民中国インターネット版 2014年9月