官不聊生
[びくつく役人]
政府機関の状況を表すのに使われる言葉で、「民不聊生」(「聊」は頼るという意味で、民衆が安心して生活できないことを指す)という言葉から派生したものだ。官僚たちは安定した地位と収入があり、生活に不自由はないので、この言葉は彼らの生活状況を表現しているのではなく、むしろ腐敗取締りの状況下で、官僚らがかつて職務や立場を通じて得ていたさまざまな特典や恩恵をもはや受けることができず、今では彼らの言動すべてが所属機関や社会、民衆によって厳しくチェックされているため、彼らは日々感じる強い不安やストレスゆえに不満の声を上げ、仕事が全然手につかないなどと言い訳していることを指す。
人民中国インターネット版 2014年10月