看病潜规则
[暗黙の診察ルール]
自らの診察経験に基づいて、患者たちがまとめた診療指南だ。例えば初診の場合、まず一般医師の診療予約をし、基本的な検査を受ける。結果が出た後は、専門医の診療予約をし、病状を分析してもらう。患者たちがそうする理由は、中国では専門医は一般医師よりも診療代が高いからだ。また、午前・午後のどちらにしても医師の態度や動きが最も良いのは、診察時間の開始約35分後から1時間半後くらいまでの時間帯で、その時間よりも早すぎると医師の動きはまだピークに達しておらず、逆に遅すぎると医師に疲れが見え始める。そして、手術はなるべく金曜日を避けたほうが良い。なぜなら土曜日は当番の医師や看護士が少なく、手術後のケアを受ける面で不利だからだ。医師たちは、このような意見の全てが正しいわけではないと表明している。ただ、これらのルールが流行している理由は、患者たちが首尾よく診察を受けたいからにほかならない。病院などの医療機関が公式の「診察ルール」を発表し、患者に対してより詳細な診療案内を提供したらどうかという意見がある。
人民中国インターネット版 2015年2月