路怒症
[怒り運転症候群]
怒りながら運転すること。車を運転中のドライバーが、割り込みや追い越しなどに腹を立てて、過激な報復行動を取ること。下品な手まねをしたり、悪口を浴びせたり、わざと危険運転をするなどの攻撃的な行為を指す。この言葉は1980年代の米国が起源で、ロード・レージ(Road Rage) と言われた。中国でも車の台数の増加に伴って、こうしたドライバーの心理問題が専門家の間でも注目され始めている。中国科学院が北京、上海、広州3市のドライバー900人に対して実施したランダム調査によると、35%が「怒れる運転手」に属すると認めたという。また、その原因は運転中のさまざまなプレッシャーによるものだということが明らかになった。例えば、交通渋滞、悪天候、交通事故、他のドライバーの乱暴な運転など。解消の方法として、「音楽を聴く」「ガソリンスタンドで一休み」「ガムをかむ」などが挙げられる。
人民中国インターネット版 2015年7月