選挙法について語る 全人代代表
選挙法について語る 全人代代表
文・写真=劉玉晨
3月8日午前、第11期全国人民代表大会第3回会議は、人民大会堂で第2回全体会議を挙行した。全国人民代表大会常務委員会の委託をうけ、全国人民代表大会常務委員会副委員長・王兆国氏が大会にむけ、選挙法修正案草案を説明した。会議ののち、今回の修正案は、代表たちの熱心な論議の的となっている。
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李建保代表 | 宋益喬代表 | 呉翠雲代表 |
中国の選挙法は、1953年の公布以来、今日まで4回の修正を経ている。今回の修正では、「選挙委員会は選挙民の要求に従い、候補者を組織して選挙民と面会させ、代表候補者から本人の状況を説明させ、選挙民の質問に答えさせる」と明確に規定している。この点に対し、海南省代表団の全人代代表・李建保氏は、こうすれば、候補者の透明度は高まり、選挙民は知る権利を保障され、より選挙に参加できる、と語る。
山東省代表団の宋益喬代表は、選挙法草案では、「選挙機構」の章が設けられ、より選挙委員会の職責が細分化され、それは非常に意義のあるものだと語る。
呉翠雲代表は、今回の修正案草案は、都市と農村部は、その人口比例に応じて全人代代表を選挙し、人と人の平等、地区の平等、民族の平等の三原則を徹底して貫いたのは、もっとも輝かしいものであることに間違いはない、と語る。
人民中国インターネット版 2010年3月9日