低CO2経済を発展させ、金融危機の時代に対応
低CO2経済を発展させ、金融危機の時代に対応
文=劉玉晨
近年、気候の変動、低CO2経済の発展、構造転換の促進は、中国国内の論議を呼ぶ議題であり、3月11日の全人代記者会見でも、低CO2経済の発展は多くの代表たちの発言の重点になっていた。
全人代代表、中糧集団有限公司総裁助理・岳国君委員は、「コペンハーゲンでの国連気候変動会議以降、全世界の経済発展の焦点は、低CO2経済への転換です。中糧は、一貫して地球温暖化と、低CO2経済の発展に注目してきました。低CO2経済の核心は、省エネルギーとCO2削減であり、中糧集団はこの方面において、企業が自主的に新機軸を打ち出すことを絶え間なく結びつけ、技術の進歩を実現しなくてはなりません。昨年一年、我々は国家技術特許を50項目あまり申請しています。これらの自らの新しい創造の基本は、省エネルギー、CO2削減に関連するものであり、環境への悪影響を減少させるものです。未来の企業の競争力の鍵は、低CO2経済モデルのもとでの低コスト、高品質、環境保護にあります」と語る。岳国君委員は、さらに、中糧は現在、全力で全産業チェーンを構成する食品企業を作っており、それは消費者が生産の全過程をたどることができる、安全な産業チェーンである、と述べている。またそれは、企業価値の全体的なレベルアップであり、生産コストの削減であり、未来の低CO2経済への対応である、としている。
人民中国インターネット版 2010年3月12日