「中小企業発展支持の意義は重大」 ――温家宝 国務院総理
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| 浙江省の2都市を視察し、地元の人々と話し合う温家宝総理（新華社） |
「中小企業は雇用の拡大、経済成長の促進において取って代わることのできない役割を果たしている。中小企業の発展をサポートすることは全局的、戦略的に重要な意義を持っている」
温家宝国務院総理は10月3日と4日の両日、浙江省の紹興と温州を視察し、経済の運営状態について視察を行った。紹興のチャイナ・テキスタイル・シティー、温州の百先得服飾公司（ＰＡＳＴＥＵＲ）などを訪問するとともに、座談会を3度開催して中小企業の生産及び経営状態、小口貸付会社と民間金融機関の実態について企業の責任者らから詳しく聞いた。
この中で、温総理は中小企業の発展について、以下のように指摘した。
まず、中小零細企業への融資を差別化する金融監督・管理政策を整備、徹底すること。また、条件に合致した中小零細企業への融資について特別審査を行い、不良債権比率の許容度を高めること。
次に、中小零細企業をサポートの重点対象とし、中小零細企業にサービスを提供する金融機関を支援すること。
第3に、財政及び税政における中小零細企業へのサポートを強化し、関連税制優遇措置の実施期限を延長し、優遇政策をさらに強化するよう取り組むこと。
そして、金融リスク防止を徹底すること。中小企業への金融支援では、行政的な関与を減らし、市場リスクとモラルリスクを低減しなければならず、また、民間金融機関に対する管理を強化しなければならない。
人民中国インターネット版 2011年12月