2012年11月、中国共産党第18回全国代表大会(十八大)で行われた報告の中に、「都市化」というキーワードが7度登場した。報告では、中国的特色の新型工業化、情報化、都市化、農業の現代化の道を歩み通し、情報化と工業化のいっそうの融合、工業化と都市化の良好な相互作用、都市化と農業の現代化の協調推進、「四化」の歩調をあわせて進めることを提起している。
中国国家統計局のデータによると、2011年末の中国大陸部総人口は13億4735万人で、このうち都市人口は6億9079万人だった。都市化率は51.3%となっており、翌2012年には52.57%に達した。改革開放の30数年来、急速な都市化は中国の発展の重要なめやすになってきた。また先ごろ、李克強副総理も都市化は中国経済成長の巨大なエンジンであると評した。
中国の都市化をいかに進めていくか、「新型都市化」とは何か? 今年の両会では「都市化」が代表や委員たちの関心を集めるホットな話題になっている。さらに、「中国の都市化が世界にどのような影響を及ぼすか」は、海外から幅広い関心を集めている。
人民中国インターネット版 2013年3月4日
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