都市化は人口が都市に集中していく過程を指し、都市数の増加と各都市人口の絶え間ない増加を表している。都市化のさらなる発展は、労働生産性の上昇をもたらし、都市公共サービスとインフラ設備投資の拡大をもたらす。
改革開放以来、経済発展に伴って、中国の都市化プロセスはある程度自発的なものだった。その後、都市化の概念は次第に政府の方策の中で認められいっそう発展し、突出した戦略的意味を持つようになった。「十七大」ではさらに一歩進め「中国的特色の都市化の道を歩む」ことが提起された。
「十八大」は改革の新たなスタートラインとなった。新型都市化は中国が「中所得のワナ(1人当たりGDPが1000ドルの中所得レベルに達した後、経済成長モデルの転換がスムーズにいかず、経済成長の推進力が不足し、経済が停滞する状態)」に対応する重要な発展戦略であり、中央指導部が都市化に与えた新たな位置づけは、幅広い研究者から「内需拡大の戦略的役割」の意義を賦与され、同時に新たな政府が推進する経済改革の重要な方向性とみなされている。
人民中国インターネット版 2013年3月4日
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