『人生若寄──斉白石的手札情思展』
中国の近現代芸術の巨匠である斉白石の生誕150周年を記念して、世界最大級の斉白石の手稿展が開催されている。本展覧会では『白石老人自述』を足がかりに、さまざまな時期に彼が記した日記や手紙、雑記、詩稿などの作品を通じて、斉白石が生前に見て、思って、感じたことが表現されており、芸術家のイメージを豊かに生き生きと際立たせている。また、筆と共に歩んだ斉白石の芸術人生を彼自身の視点から深く味わえるような仕上がりになっている。本展覧会は斉白石の研究に役立つ新たな史料を提供しているだけでなく、手稿自体も書法作品として優れており、どれも一見の価値がある秀作だ。
開催日時:2014年8月15日~10月31日
開催場所:北京画院美術館(北京市朝陽区団結湖路北五条6号楼)
入場:無料
人民中国インターネット版 2014年10月