開心麻花の爆笑舞台劇
北京開心麻花娯楽文化メディア有限公司(略称・開心麻花)は2003年に初めて「年末年始公演」を行ってからこれまでに、20作を超える爆笑舞台劇を北京など中国の各大都市で2000回余り上演し、延べ100万人以上の観客を動員してきた。開心麻花のコメディーは都市の若者に深く愛され、首都演劇界でも最も観客動員力を持つコメディーのブランドとなっている。今年の年末は、3作品が上演されることになっており、年の瀬に人々を大いに笑わせるはずだ。
『夏洛特煩悩』
中国語がお分かりの方は「シャーロットの悩み」だと思うかもしれないが、実は「シャー・ルオはとても悩ましい」で、タイトルですでに笑いを取っている。初演は2012年で、今年秋には映画化されて14億元(約270億円)を上回る大ヒットになった。物語は主人公の夏洛が初恋の女性の結婚式に出席して騒ぎを起こすと、そのままタイムスリップして青春時代に戻り、人生を理解し、本当の愛を見つけるというもの。才能あふれる「80後(1980年代生まれ)」の閆非、彭大魔が脚本、監督を担当し、人の思いを爆笑で包み密接につながるストーリーの中に溶け込ませている。愛情劇部分は真摯できめ細かく、タイムスリップした高校時代はレトロな雰囲気にあふれ、一方で現実風刺もしており、観客は愛情に共感すると同時に、立て続けに爆笑を誘われる。全編で264回の笑い声が上がったとの記録を持つという。
日時:12月9日~13日 19:30~(約2時間)
会場:世紀劇院(北京市朝陽区亮馬橋路40号)
料金:80~1080元
開心麻花2016 爆笑年末年始公演・壱/弐
開心麻花コメディーの年末年始公演は、これまで通り最強の制作チームの手による爆笑の2作。劇中では、2015年のホットな時事問題や、話題になった事件をネタに、風刺したり突っ込んだりしている。開心麻花の人気俳優が多数出演してギャグを披露し、演技を競い合うなど、笑いどころ満載で、新しい年を笑顔で迎えられるはず。
壱
日時:12月4日~31日
時間は日ごとに異なる(月曜休演)
会場:地質礼堂(北京市西城区西四羊肉胡同30号)
料金:80~680元
弐
日時:12月18日~31日
時間は日ごとに異なる(月曜休演)
会場:海淀劇院(北京市海淀区中関村大街28号)
料金:80~1080元
人民中国インターネット版 2015年12月