映画『狼図騰』
中・仏合作映画『狼図騰・Wolf Totem』は姜戎(ジャン・ロン)の人気小説(日本語版名『神なるオオカミ』2007年刊・講談社)を3D実写映画化したもので、フランスの著名な映画監督・ジャン・ジャック・アノーがメガホンを取り、馮紹峰(ウィリアム・フォン)や竇驍(ショーン・ドウ)らが共演する。
映画の舞台は1967年、内蒙古に居を定めた北京の学生が、蒙古族の牧民と知り合いになり、また草原で最も人々に畏敬を抱かせているオオカミについて理解を深めた。彼はオオカミの群れと接触することによって、オオカミに対する思いが深まった。そしてちょうどその頃、よそ者たちがオオカミの群れから越冬に欠かせないモウコガゼルを奪い始め、オオカミの群れと牧民らとの間で保たれていた生態バランスが崩されてしまった。その後オオカミ駆除の運動が始まり、オオカミの群れと人類との関係が一触即発の状態に陥った。
公開日:2015年2月19日
人民中国インターネット版 2014年11月