『時間の向こう』
台湾の舞台芸術グループ「優人神鼓」は仏教の禅の思想と太鼓演奏を融合させ、ポーランドの演出家グロトフスキ氏の訓練法や東洋の伝統武術、民間演劇などの要素を取り入れ、独特の演劇スタイルをつくり上げた。『時間の向こう』の特徴はテクノロジーを演出に取り入れながらも依然として人を主体とし、人間と宇宙の関係を探究していることだ。優人神鼓は伝統的な奏法を打ち破って太鼓を肩に担ぐなどし、俳優の体で音を伝え、テンポを生み出す。舞台上の数百のどらの音は、計り知れないほど遠い時間の向こうに響き渡る。
上演日時:6月24、25日
上演会場:中国国家大劇院歌劇場(北京市西城区西長安街2号)
入場料金:100/180/300/380/430/480/580元
人民中国インターネット版 2015年6月