中国国家博物館所蔵──甲骨文・金文珍品展
甲骨文はこれまでに発見された中国でも最も早期の系統的な文字であり、その文字の構造やスタイルはその後の漢字の発展に画期的な影響を与えた。また、青銅器に文字を刻む「金文」が始まったのは商(殷)の時代で、西周・東周時代に盛んになり、秦、漢を経て次第に衰えていった。金文の内容は家紋、廟号、祭り、戦争、官位・領地の付与など多岐にわたっており、商・周時代の代表的文字である。本展は、貴重な商代の甲骨文と西周・東周、秦、漢の金文を合計で100点近く展示している。
期間:開催中~10月4日 9:00~17:00(月曜休館)
会場:中国国家博物館南14展示ホール(北京市東城区東長安街16号)
入場料:無料
人民中国インターネット 2015年8月