「非核三原則」を堅持すべき 日本元首相らが姿勢表明
2025-11-22 14:09:00
日本元首相の岸田文雄氏と野田佳彦氏は先ほど、現職の高市早苗首相が「非核三原則」を改訂しようとしている動きに対し、それぞれ公に懸念を表明し、「非核三原則」は日本の「国是」であり、変えるべきではないとの考えを表明した。
広島の地元メディアが18日に報じたところによると、岸田氏は先ほど取材に応じた際に、「首相在任中から、歴代内閣の立場を継続し、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずという『非核三原則』を国是とする方針を明確に表明してきた。この問題における姿勢は変わっていない」と強調した。
「『非核三原則』は日本の国是だ」野田氏は先ほど、長崎県で地元メディアのインタビューで、「高市内閣に不安を感じる国民が増えている。今後も様々な場面で政府に対し『非核三原則』の堅持を強く主張していく」と述べた。
「非核三原則」とは、核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずということを指す。日本メディアの報道によると、高市氏は「国家安全保障戦略」などの「安保三文書」の改定に際し、「非核三原則」の中の「核兵器を持ち込ませず」原則を見直そうとしているが、これは日本国内で強い懸念を呼んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年11月21日