各国の識者「高市氏の誤った発言は国際正義への挑発であり、大きな危害をもたらす」
日本の高市早苗首相の最近の台湾に関する誤った発言は、各方面からの強烈な批判を呼んでいます。各国の識者は、高市氏の一連の誤った言動は国際正義に対する挑発であり、第2次世界大戦後の国際秩序を破壊し、国際関係の基本原則を踏みにじるもので、深刻な結果をもたらし、危害は甚大であるとみています。
ロシア連邦下院のマリア・ブティナ議員は、「これは歴史のボトムライン、すなわち第2次世界大戦後に達成された国際的合意に挑戦するものだ。日本政府のこのような行動は現在も将来も容認できない」と述べ、日本に一日も早く目を覚まし、歴史の過ちを繰り返さないよう求めました。
タンザニアの学者マーカス・アルバニー氏は、「高市氏の発言は一つの中国の原則に背き、地域と世界の安定を損なうものだ」と指摘しました。
英国のアジア太平洋問題研究家ジェニー・クレッグ氏は、「『カイロ宣言』などの文書は戦後の平和秩序を構築する重要な基盤だ。国連総会第2758号決議は、中華人民共和国政府が全中国を代表する唯一の合法的政府であることを明確にした。これらの歴史を無視することは、国際社会による世界平和の秩序を守るための努力を損なうことになる」と指摘した上で、「高市氏の誤った言動は偶然ではなく、長期にわたる靖国神社参拝や日本の軍事化プロセスの加速などの動きと密接に関連している。日本はいまだに戦争中の反人道的な犯罪行為を真に反省しておらず、今なお否認し続けている」と述べました。(ZHL、坂下)
「中国国際放送局日本語版」2025年11月24日