呉江浩駐日大使が愛知県訪問「対中友好強化と互恵・ウィンウィン推進を」
中国の呉江浩駐日大使はこのほど、愛知県を訪問して、大村秀章県知事、石井芳樹県議会議長、豊田章男トヨタ自動車会長と会談した他、日本の中部地方の経済界代表と懇談した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。
呉大使は大村知事及び石井議長との会談時、「愛知県は長年にわたり中国との友好的交流を重視し、江蘇省、広東省、山東省、浙江省などと友好関係を維持してきた。その対中貿易額は中部地方全体の半分以上を占め、中国の有名大学多数と科学技術革新協力を行い、両国のスタートアップ企業の共同発展を促し、支持している。地方交流は中日関係の重要部分を成す。愛知県には、対中友好の伝統を発揚し、中国と経済や貿易、科学技術革新、人的・文化的分野の協力を一層強化し、互恵・ウィンウィンの新たな目玉をさらに多く作ってもらいたい」と述べた。
豊田会長との会談や中部経済界代表との懇談では、呉大使は中国経済の将来性について説明し、「実務協力は中日関係の健全な発展を安定させる『バラスト』であり、推進効果を高める『ブースター』だ。日本経済の要衝であり、製造業の中心である中部地方では、トヨタ自動車に代表される現地の企業1100社余りが中国で投資し、事業を展開して、双方間の経済・貿易関係に重要かつ積極的な役割を果たしてきた。現在、中国は質の高い発展による中国式現代化の推進に尽力している。これは中日間の経済・貿易協力に、さらに大きな将来性をもたらすものだ。双方が経済構造の調整や競争環境の変化に積極的に適応し、各々の強みを十分に活用し、新たな協力の目玉を掘り起こし、より高い水準と質の共同発展を推進することを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月9日