増えつつある「新職業」の若者たち ライブコマース関係などが人気
今年2月、中国青年報社はショート動画プラットフォームの快手と共同で、「新職業」の若者3153人を対象に「新職業による新就業牽引状況調査」を実施した。調査の結果、回答した新職業の若者の8割がショート動画のライブ配信プラットフォームを通じて就業や起業を実現していること、イノベーティブな技能型の新職業が最も人気があり、デジタル環境の新職業に長期的に携わる意欲が高いことが分かった。
回答した新職業の若者の80%が、ショート動画のライブ配信プラットフォームを通じて就業・起業していた。勤務年数は3年以下が78.5%、1日あたりの勤務時間は平均1-6時間が68.6%で、このうち3-6時間が41.6%で最も多く、6時間超えは30.6%だった。
ショート動画のライブ配信の仕事を選んだ理由については、「自分の趣味や好きな事をしたい」「伸びしろが大きい」「自己実現」が上位3位を占めた。彼らは新職業の将来的な発展の見通しについて概して楽観的であり、回答者の69.5%がデジタル環境の新職業に長期的に携わりたいとした。
ショート動画ライブ配信業界は多くの雇用を創出し、専門化、プロフェッショナル化した新職業環境を形成している。中国職業技術教育学会の陳李翔副会長によると、ショート動画ライブ配信環境が産業と深く融合するに伴い、さらに多くの新たな業態や職業が発展し続けている。ショート動画とライブ配信のプラットフォームは実体経済と融合し、従来型経済のデジタルトランスフォーメーションに活力を吹き込み、デジタル時代の起業による雇用倍増効果を実現することができる。
若者に一番人気なのはどんな新職業だろうか。調査によると、現代の若者はイノベーティブな技能型の新職業をより好んでいた。ショート動画ライブ配信関係の新職業では、商品開発者、ライブコマースのディレクター、データアナリスト、動画編集者、ライブ配信商品選定者などが上位に並んだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月13日