外国人観光客約800人を乗せたクルーズ船が天津から出発 再開後、最大規模

2024-05-21 17:25:00

ロシアやインド、カザフスタンなどから来た観光客約800人が今月19日、天津の美しい景色を観光した後、クルーズ船に乗って、天津国際クルーズ船母港から日本の福岡や韓国の済州島を巡る旅へと出発した。中国が昨年9月から国際クルーズ船の旅客の出入国を全面的に再開して以来、中国全土の母港で最大規模となる外国人観光客を乗せたクルーズ船の運航となった。中央テレビニュースが報じた。

世界の観光市場が回復を続けているのを背景に、天津ではインバウンド客が増加の一途をたどっている。そして、中国北方エリアでは重要な海上輸送ターミナルとなっている天津の港は、グローバル化が日に日に際立つようになっている。海外クルーズ旅行が再開して以降、より多くのハイクオリティな国際クルーズ船が天津に目を向け、多様化したクルーズ旅行を打ち出すようになっている。

中国国家移民管理局は最近、天津クルーズターミナルを含む、13ヶ所のクルーズターミナルを対象に、クルーズ船で中国に入国する外国人団体旅行客を対象に、15日間のビザを免除する政策を導入することを発表した。クルーズ旅行の対外開放がさらに拡大したことを意味しており、新たな活力が引き出されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年5月21日