習近平国家主席がソロモン諸島のマネレ首相と会談

2024-07-15 17:08:00

習近平国家主席は12日、中国を公式訪問したソロモン諸島のマネレ首相と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「中国はソロモン諸島を良き友人、良きパートナー、良き兄弟と見ており、ソロモン諸島が自らの国情に合った発展の道を歩み、国家の主権・安全保障・発展上の利益を守ることを支持している。中国はソロモン諸島と戦略的な意思疎通を強化し、互いの核心的利益と重大な懸念を断固として支持し合い、『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設とソロモン諸島の発展戦略との連携を推進し、農村の発展、医療サービス、インフラ、持続可能な発展、気候変動対策などの分野で協力を深め、新時代における中国・ソロモン諸島運命共同体を手を携えて構築し、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」と表明。

「中国は引き続きソロモン諸島の発展実現を可能な限り手助けし、国連や太平洋諸島フォーラム(PIF)など多国間枠組みで協調や協力を強化し、発展途上国の共通利益を守っていくことを望んでいる」と強調した。

マネレ首相は「ソロモン諸島は『一つの中国』原則を揺るぎなく厳守し、いかなる形の『台湾独立』にも断固として反対し、国家統一の実現に向けた中国政府のあらゆる努力を断固として支持する。ソロモン諸島と中国の包括的な戦略的パートナーシップをさらに深め、ソロモン諸島・中国運命共同体を構築していきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年7月15日