李強総理がサウジのムハンマド皇太子兼首相と会談、中国・サウジハイレベル合同委員会会合を主宰
李強総理は11日、サウジアラビアのムハンマド皇太子兼首相とリヤドの宮殿で会談した他、中国・サウジアラビアハイレベル合同委員会第4回会合の議長を共に務めた。
李総理は「両国首脳の戦略的リーダーシップの下、中国とサウジアラビアは相互尊重・信頼、互恵・相互利益、相互学習・参考を堅持し、両国関係は包括的で急速かつ深く発展し、各分野の協力は実り豊かな成果を収めてきた。中国はサウジアラビアとの関係の発展を中国外交の大局、特に中東外交における優先的方針としており、サウジアラビアと断固として支持し合い、共に成果を挙げ、互いの発展を重要な機会と見なし、ハイレベル合同委員会体制の役割をさらに発揮し、両国関係が新たな一層の発展を実現し、両国民の幸福を不断に増進する後押しをすることを望んでいる」と表明。
「双方はさらに二国間貿易を拡大し、石油・天然ガス、石油化学、インフラ整備など在来分野の協力を深め、新エネルギー、情報通信、デジタル経済、グリーン経済など新興分野の協力を開拓・拡大し、自国企業に相手国での投資・事業展開を促し、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安定性を共に維持する必要がある。『中国・サウジアラビア文化年2025』行事を成功させ、文化、シンクタンク、教育、メディア、民間などの人的・文化的交流と協力を推進し、両国民の相互理解と親善を不断に増進する必要がある」とした。
ムハンマド皇太子兼首相は「サウジアラビアは中国とさらに上層部交流を緊密化し、サウジアラビア・中国ハイレベル合同委員会の役割をしっかりと発揮し、発展戦略の連携を強化し、エネルギー、投資、金融、人的・文化的分野の交流と協力を深め、両国民により良く幸福をもたらすことを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年9月12日