習近平国家主席が主要国際経済機関のトップと会談

2024-12-11 17:12:00

習近平国家主席は10日、「1プラス10」対話に出席するため中国を訪れた主要な国際経済機関のトップと北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は「現在、世界は百年間なかった大きな変化が加速し、新たな激動と変革の時期に入り、再び重要な岐路に立っている。中国は、主要な国際経済機関と多国間主義を実践し、国際協力を促進し、グローバル・サウス諸国の発展を支持し、平等で秩序ある世界の多極化、普遍的に恩恵を及ぼすインクルーシブな経済のグローバル化を後押しし、共に発展する公正な世界を構築することを望んでいる」と表明した。

習主席は、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の状況、特に中国が最近打ち出した一連の重要な措置について説明。「40年以上続いた急速な発展を経て、すでに中国経済は質の高い発展の段階へと入っており、世界経済の成長への寄与率において30%前後を維持している。中国には、今年の経済成長目標を達成して、世界経済の成長にとって最大のエンジンとしての役割を引き続き発揮する十分な自信がある。中国の発展は開放的で包摂的なものだ。中国は対外開放を拡大し続け、高い基準の国際経済・貿易ルールと自ら整合性を図り、市場化・法治化・国際化された一流のビジネス環境を構築し、より高水準の開放型経済の新体制を構築して、世界各国の発展に新たな機会をさらに多く提供し、発展によるメリットをさらに多く分かち合っていく」とした。

また、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブを打ち出してから10年間に得た進展について説明し、「各国際経済機関が引き続き積極的に『一帯一路』建設に参加し、平和的に発展し、互恵的に協力し、共に繁栄する世界各国の現代化の実現を後押しすることを歓迎する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年12月11日