王毅氏が日中友好団体代表と面会

2025-03-25 09:50:00

王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は23日、東京で日中友好7団体の代表と面会した。面会には、日中友好議員連盟会長で自民党幹事長の森山裕氏、日本国際貿易促進協会会長の河野洋平氏のほか、日中友好協会、日中文化交流協会、日中経済協会、日中協会、日中友好会館の代表者らが出席した。新華社が伝えた。

王氏は「日中友好7団体は長年にわたり中日友好に尽力し、中日関係の改善と発展に独自の重要な貢献を果たしてきた。中国側はこれを高く評価する。現在、両国関係は改善と発展の重要な機会を迎えている一方で、様々な課題や問題に対処することも必要としている。7団体が確固たる信念を持ち、妨害を排除し、困難を克服し、果敢に前進し、中日の平和友好協力という大方針を堅持し、両国民の根本的利益を守るために新たな貢献を果たすことを希望する。第1に、両国関係の政治的な基礎をしっかりと守る必要がある。中日共同声明は中日平和友好条約によって確認され、両国関係の指導的文書として共に法的拘束力を持ち、厳格に履行されねばならない。特に、歴史問題や台湾問題を正しく受け止め、あらゆる歪曲や改ざん、動揺させたり曖昧にしたりする言動を防がなければならない。第2に、『民間が官を促す』という伝統を発揚する必要がある。各分野で対話や交流の強化に力を入れ、両国民の相互理解と信頼を増進する。第3に、中日友好の後継者を育成する必要がある。さらに多くの各界の人々を団結させ、特に若い世代が両国の友好事業に幅広く参加するよう奨励し、中日の幾世代にもわたる友好を受け継ぎ、大いに発揚させていく必要がある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年3月24日

関連文章