李強総理がインドネシアのプラボウォ大統領と会談

2025-05-26 16:46:00

李強総理は25日、インドネシアのプラボウォ大統領と同国大統領府で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「中国とインドネシアは良き隣人であり、良きパートナーである。国交樹立後の75年間、両国は互いに支持し合い、見守り助け合い、伝統的な友好関係は時を経るにつれていよいよ堅固になり、新たな発展を遂げてきた。中国はインドネシアと発展戦略の連携の強化、『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設における協力の深化を望んでいる。特に、象徴的なプロジェクトをより良く、より強固なものとし、ジャカルターバンドン高速鉄道という『金看板』を一層磨き輝かせ、『地域総合経済回廊』と『2ヶ国、ツインパークス』の建設を推進していきたい。両国は市場の連結や産業協力を強化し、貿易・投資の円滑化水準を高め、金融、新エネルギー、デジタル経済、人工知能(AI)、航空宇宙、海洋などの分野で協力を拡大していく必要がある」と指摘。

「リスクや試練に直面する中では、団結と協力こそが正しい活路だ。中国はインドネシアを含む発展途上国と共に、平和共存五原則とバンドン精神を発揚し、3大グローバルイニシアティブを積極的に実行に移し、多国間主義と自由貿易を堅持し、平等で秩序ある世界の多極化と、あまねく恩恵を及ぼすインクルーシブな経済のグローバル化を後押しし、自らの共通利益を断固として守り、地域と世界の平和・安定・発展を共に促進していくことを望んでいる」とした。

プラボウォ大統領は「今年は両国の国交樹立75周年であり、バンドン会議開催70周年にもあたる。インドネシアとしては、これを契機に両国の包括的な戦略的パートナーシップをさらに深化させ、中国インドネシア運命共同体の構築を推進し、アジアと世界の平和と発展を促進することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年5月26日

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