王毅氏が日本国際貿易促進協会の河野洋平会長と会談

2025-06-05 16:54:00

王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は4日、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長と北京で会談した。新華社が伝えた。

王氏は、「河野会長が長年にわたり中日友好事業に尽力してきたことを、中国側として高く評価している。『以民促官』(民間によって政府を促進すること)は、現在の情勢下においても重要な現実的意義を有する。河野会長が引き続き日本側の識者や日本国際貿易促進協会などの友好団体と共に、中日友好の社会的基盤を育み、中日関係の持続的で健全かつ安定した発展を後押しすることを望んでいる」とした。

また、「日本は歴史の教訓を深く汲み取るべきであり、侵略国家とはならない」という石破茂首相の最近の発言を中国側は重視しているとし、「歴史の改竄は許されず、『歴史を鑑とする』ことを堅持してこそ、真に未来を切り開くことができる」と述べた。

河野会長は、同協会として引き続き日中友好協力の促進に貢献していく意向を表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年6月5日

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