「新疆維吾爾自治区成立70周年」記念切手が烏魯木斉で発売 新疆
2025-09-23 14:42:00
「新疆維吾爾(ウイグル)自治区成立70周年」の記念切手発売イベントが9月21日、同自治区烏魯木斉(ウルムチ)市にある新疆博物館で開催された。記念切手は3枚1セットで、3枚のデザインはそれぞれ「美しい新疆」、「団結と調和」、「開放高地」となっている。額面は合計3.60元(1元は約20.8円)で、全国で計490万セットの発行が予定されている。新華社が伝えた。
切手のデザインは、鉱物系顔料を使った絵画「岩彩画」の技法で描かれ、平板印刷の一種「オフセット印刷」で印刷されている。全体的に色彩が鮮やかで、きめ細かな画面という特徴を備えている。1枚目の「美しい新疆」は、新疆の美しい都市景観をメインに、手前には砂漠化防止活動を象徴するバラが、背景には昆崙山の慕士塔格(ムスターグ)峰と喀拉庫勒(カラクリ)湖が描かれている。2枚目の「団結と調和」は、新疆の各民族と各業界の人々が一致団結し、家族のように親しく、仲良くしている様子が表現されている。3枚目の「開放高地」は、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「欧州班列」と霍爾果斯(コルガス)の国境ゲートを中心として描かれ、遠景には烏魯木斉天山国際空港・太陽光発電所・博格達(ボゴダ)峰が描かれている。デザインの一部には蛍光インクを使用することで、テーマをさらに際立たせ、切手全体の芸術性を高めている。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年9月22日