杭州アジア大会の選手村レストランのメニュー6品を公開
公開された東坡肉、宋嫂魚羹、清炒蝦仁、京葱爆牛肉、蒜香肋排、小炒肉(撮影・郭天奇)。
第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)の選手村のレストランでも選手を迎える準備が整い、9月9日から営業が始まることになっている。大会開催期間中、選手たちはどんなメニューを味わうことができるのだろうか?選手村をこのほど取材すると、東坡肉(豚の角煮)、宋嫂魚羹(白身魚のあんかけスープ)、清炒蝦仁(エビの炒め物)、京葱爆牛肉(牛肉とネギ炒め)、蒜香肋排(ガーリックスペアリブ)、小炒肉(青唐辛子のバラ肉炒め)の6種類の料理が公開されていた。中国新聞網が報じた。
今大会の選手村で提供されるメニューには、浙江料理文化を継承し、開催地である杭州の思いが込められ、中国人にも外国人にも受け入れられるような仕上がりになっているという。選手村のレストランは、セルフサービスを採用している。温かい料理は半セルフサービス、常温や冷たい料理、オープンキッチン、ドリンクは完全セルフサービスとなっている。レストランには、温かい料理コーナー、冷たい料理コーナー、常温料理コーナー、ドリンクコーナー、オープンキッチンコーナーが設置される。温かい料理コーナーでは、中国料理のほか、東アジアや南アジア・インド亜大陸、アラブ・中東、コンチネンタルといったテイストの料理が提供される。また、ピザハットやケンタッキーフライドチキンといったファーストフードも提供される。
杭州アジア大会選手村のレストラン入り口(撮影・郭天奇)。
選手村のレストランのメニューは審査委員会の専門家の審査のほか、アジアオリンピック評議会(OCA)の審査もクリアしている。食品の安全や飲食物経由のドーピング防止、栄養、飲食文化、特色ある飲食といった面の要求を十分に考慮されたメニューとなっているほか、飲食習慣が異なる各国・地域の選手の栄養の面のニーズを満たすことができるようにしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年8月29日