4月に韓国から返還されたパンダ「福宝」が4歳の誕生日

2024-07-23 16:58:00

今年4月に韓国から返還され、今は四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センター・臥竜神樹坪基地で暮らすジャイアントパンダの「福宝(フーバオ)」が今月20日、4歳の誕生日を迎えた。誕生日を祝うために韓国の仁川(インチョン)から来た観光客の趙慶淑さんは、「『福宝』は中国に返還された後も、可愛さは健在。これからも可愛い姿で、1人でも多くの人をハッピーにしてほしい」とした。中国新聞網が報じた。

ジャイアントパンダの「福宝」を見る観光客(7月20日撮影・安源)。

ジャイアントパンダの「福宝」を見る観光客(7月20日撮影・安源)。 

2020年7月20日に韓国で生まれた「福宝」は今年4月に中国に返還された後、順調に隔離期間を終了して、新しい環境に適応し、6月12日から一般公開された。

パンダ「福宝」のファン。 

パンダ「福宝」のファン。 

7月20日、「福宝」は韓国から返還されて1回目となる4歳の誕生日を迎えた。当日早朝、「福宝」はゆっくりとパンダ舎から出てきて、戸外活動エリアをぐるりと一周すると、真ん中にある池の横までのしのしと歩いてきた。そして、冷たい水の中に足を浸し、水面を叩いて水しぶきを上げたりして、涼んだり、遊んだりしていた。 

四川省成都市から来た男性・楊さんは、パンダの写真を撮影するのが大好きなアマチュアカメラマンで、約1ヶ月前に撮影した写真と比べると、「福宝」はさらに落ち着いていて、楽しそうにしているといい、「冬にもう一度来て、雪の中のパンダを撮影したい」とした。

水辺で遊ぶパンダの「福宝」(7月20日撮影・安源)。 

水辺で遊ぶパンダの「福宝」(7月20日撮影・安源)。 

「福宝」専門の飼育チームの飼育員・徐翔さんによると、「『福宝』は順応力がとても高く、すでにパンダセンターのファミリーに溶け込んでいる。環境や餌、コミュニティ、認知エンリッチメントを通して、『福宝』はすでに音や匂いを利用して、仲間と簡単な交流ができるようになっている」という。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年7月23日

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