2024年グローバルパンダパートナーズ大会が成都で開幕
「人と自然の調和共生」がテーマの2024年グローバルパンダパートナーズ大会が26日、四川省成都市で開幕した。
会期中、世界各地から参加したジャイアントパンダや野生動物保護の専門家、各国の在中国公館の職員、パンダ愛好家、グリーン発展理念を実践する企業など、複数分野のパンダのパートナーたちが、共にパンダの故郷に赴き、共にグリーン発展の新たな探求を話し合い、共にエコ文明の新たな未来を提唱した。開幕式では四川・陝西・甘粛3省のパンダ観光ルートも発表された。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)東アジア地域事務所のシャバス・カーン所長は、「四川のパンダ生息地はユネスコの世界遺産として、世界の生物多様性の重点と地域の管理業務が合流する地点だ。ジャイアントパンダ国家公園の建設などの措置は保護活動と教育、持続可能な観光、コミュニティの参加を結び付けた。ユネスコは引き続き中国および今回の大会に参加したすべてのパートナーとともに協力を展開し、手を取り合って人と自然の調和共生という共通の願いを推進することを期待している」と述べた。
フランスのボーバル動物園は2012年に初めてパンダを受け入れ、今ではフランスはもとより欧州の重要なパンダ保護・研究センターだ。同園のルドルフ・ドロール園長は今回の大会で、「当園は毎日、観光客に向けて生態系の維持・保護に関するPR活動を行っている。今では、グローバル生物多様性の保護活動がフランス国民の関心事の一つになっている」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年11月28日