元気になったパンダ「福宝」の一般公開が再開
2025-03-27 16:54:00
ジャイアントパンダ「福宝」(画像提供 · 中国ジャイアントパンダ保護研究センター)
中国ジャイアントパンダ保護研究センター(以下、「パンダセンター」)によると、臥竜神樹坪基地において、昨年韓国から返還されたパンダ「福宝(フーバオ)」の一般公開が25日午前に再開した。人民網が報じた。
昨年、「福宝」に震えの症状が見られたため、非公開エリアに移して、モニタリングと診療を行い、静養させる状態が続いていた。そして、飼育員や獣医が約100日間にわたって細心の注意を払って世話をし、「福宝」のメンタルや採餌、活動に問題がないことが確認されたため、無事一般公開が再開されることになった。
パンダセンターの関係責任者によると、「福宝」の健康と安全を確保するべく、臥竜神樹坪基地は今後も細心の注意を払って観察と世話を続けるという。そして、観覧人数と公開時間を制限するほか、「福宝」の体調や悪天候といった要素を考慮して、公開時間を適時調整したり、中止したりし、快適な生活環境を作り出せるよう取り組むという。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年3月26日