大阪・関西万博中国パビリオン、「内蒙古デー」が盛大に開幕

2025-10-09 15:24:00

10月9日、2025大阪・関西万博中国パビリオンで「内蒙古デー」が幕を開けた。このイベントは「グリーン発展・健康生活」をテーマに、展示ホール、経済貿易・観光商談会、北疆文化展示、文化芸能公演など多彩なコンテンツ展開する。内蒙古自治区から基幹産業の代表者、無形文化遺産承者、経済貿易代表団、芸能団体など計約170人が万博会場に来場し、開幕式や商談会には日本側から約60の代表者が出席した。  

開幕式には、中国パビリオンの鄥勝栄館長、駐大阪中国総領事館の薛剣総領事、日本万博協会事務局国際局審議役の永野ひかる氏が出席し、それぞれあいさつを行った。ほかに内蒙古自治区中国国際貿易促進委員会や同商務庁、文化観光庁、報道弁公室の関係責任者も式典に参加した。

出席者一同で「内蒙古デー」の開幕セレモニーを行った後、内蒙古の芸能団体が蒙古族の伝統楽器「馬頭琴」の演奏、民謡、民族舞踊など多彩な芸を披露した。式典終了後、ゲストたちは中国パビリオンなどを見学した。 

経済貿易・観光商談会では、中日の政府・企業関係者が意見交換を行い、投資誘致プレゼンテーション、プロジェクト契約、マッチングなどを行った 

「内蒙古デー」期間中、3の無形文化遺産承者が蒙古族の革細工、青城ボタン(伝統衣装の留め具)、玉石細工を出展。さらに、内蒙古自治区からはコネクテッドカー、生態緑化、カシミヤ・羊毛製品、蒙古医療薬材、グリーン食品、デジタルテクノロジーなどの分野に携わる14社の企業が展示品を出展し、地域の特色ある文化と経済発展の姿を紹介する。来場者にとって無形文化遺産の作品を間近で鑑賞し、内蒙古の経済社会や産業発展の新しい横顔を見られる機会となる。 

内蒙古自治区と日本はエネルギーや農業、技術などの分野で相互補完性がある。今回の「内蒙古デー」は、同自治区がハイレベルの対外開放を推進し、地域協力の深化を図る重要な取り組みの一環だ。そして、地域の立地優位性と資源を生かし、経済文化交流を通じて対日友好交流を連動させ、北東アジアとの協力を拡大し、質の高い対外経済発展を後押しするためのプラットフォームを構築するものだ。 

人民中国インターネット版

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