大阪・関西万博中国パビリオンで「内蒙古経済貿易・観光商談会」開催
10月9日午後、2025大阪・関西万博中国パビリオンで「内蒙古経済貿易・観光商談会」が開催された。
このイベントは大阪・関西万博中国パビリオン「内蒙古デー」の主要行事の一つとして、国際的なプラットフォームである万博を通じ、内蒙古自治区の投資環境、発展上の優位性、重点産業を紹介するとともに、日本各界との交流強化、相互理解の深化、協力の可能性の深掘りを目的として催された。
中国駐大阪総領事館経済商務処の景春海参事官、日本国際貿易促進協会の安田真人理事長が出席し、あいさつを行った。また、日中経済協会関西本部、大阪商工会議所、日本貿易振興機構(JETRO)、一般社団法人日中経済貿易センター、奈良県日本中国友好協会、日中経済文化促進協会、三井物産株式会社などの機関・企業関係者および内蒙古自治区代表団を含め、およそ110人以上の中日政財界関係者が参加した。
内蒙古自治区商務庁の責任者は歓迎の辞を述べた後、内蒙古自治区の資源面での優位性、発展のポテンシャル、重点協力分野を紹介し、投資のチャンスと展望について説明した。特に、農業・畜産業および農畜産品加工、従来の資源型産業の高度化と新エネルギーの開発・利用、設備製造、戦略的新興産業、バイオ製造、現代サービス業などの分野において、日本との協力強化の意向を示した。
三井物産株式会社製鋼原料部の佐藤達夫部長は、三井グループの主要業務、内蒙古自治区での投資協力実績ならびに今後の投資可能性のある分野に関する情報をシェアした。
さらに、フフホト(呼和浩特)とオルドス(鄂爾多斯)の関係者は、それぞれの地域の重点協力産業を紹介した。商談会では連携協定が締結され、内蒙古自治区の企業と日本の関連機関・企業が活発な意見交換を行った。
今回の商談会を通じ、内蒙古自治区はハイレベルな対外開放を拡大し、実務・互恵協力を求める誠意と願いを伝えるとともに、内蒙古自治区と日本の経済・貿易および文化観光分野における交流協力プラットフォームを打ち立て、今後の実務協力の深化に向けて良好な基礎を築いた。
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