権力を制度のおりに閉じ込める

2024-06-27 10:55:00

20131月、習近平総書記は第18期中央規律委員会第2回全体会議で、権力の運用に対する規制と監督を強化し、権力を制度というおりに閉じ込め、怖くて汚職ができない懲戒の仕組み、汚職を不可能にする防止の仕組み、汚職が起きにくくなる保障の仕組みを確立しなければならない、と強調した。制度の問題は根本性、全局性、安定性、長期性を有する。制度による権力の管理とは、権力を制度というおりに閉じ込めることだ。それには、何よりもまず、おりをうまく作ることが必要だ。権力への管理という鍵をしっかりと押さえた上で、抜け道のない丈夫な制度のおりを作り、政策決定、政策実施、監督の相互制約・相互調和の原則区分と権力配置に基づいて、厳密な権力運用制約体系と権力運用監督体系を構築する。人民による権力の監督を目指し、科学的で効果的な監督体系の形成に努め、監督の相乗効果と実効を増強する。権力のオープンな運用を目指し、権力の公開化、規範化を推進し、党務公開や政務公開、司法公開、その他の分野の執務公開制度を充実させる。権力リストをつくって権力と責任が対応するようにし、権力には責任が伴い、職務上の怠慢や過失があれば責任が追及されることを堅持する。特権思想・特権現象に反対し、職権を濫用して私利私欲をむさぼったり、特権を謀ることは許されない。 

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