大衆による起業・万民による革新
2024-06-27 11:06:00
習近平総書記は2014年12月の中央経済工作会議で「大衆による起業、市場主体による革新に有利な政策・制度上の環境を作らなければならない」と述べた。それより少し前の同年9月に開かれた夏季ダボス会議で、李克強総理は「大衆による起業」「草の根の起業」の新しい潮流を起し、「万民による革新」「人々による革新」の新たな局面を作り上げなければならないと指摘した。「大衆による起業・革新」は中国経済の質・効率・レベルの向上を実現するための「新エンジン」で、その目的は人民大衆の主体的地位を尊重して、彼らの無限の創造力を十分に発揮させ、人々が現代化のプロセスに等しく関わり、改革のボーナスと発展の成果を共に分かち合えるようにすることにある。大衆による起業・革新を推し進めることにより、雇用が拡大して住民の収入が増加し、それは社会の縦方向の流動と公平・正義を促すのにプラスとなり、同時に中国の民衆が富の創造のプロセスにおいて、精神面での欲求を追求し、自らの価値をよりよく実現することにもつながる。