「緑の山河は金山・銀山にほかならない」

2024-06-27 11:06:00

2005年、当時浙江省党委員会書記だった習近平総書記が初めて「緑の山河は金山・銀山にほかならない」という論断を提起した。第18回党大会以降、習近平総書記はさらに繰り返しこの理念を強調した。例えば、2013年にカザフスタンを訪問した際、次のように述べた。「われわれは緑の山河を必要とし、金山・銀山も必要としなければならない。金山・銀山より緑の山河を必要としなければならず、しかも緑の山河は金山・銀山にほかならない」。「緑の山河は金山・銀山にほかならない」とは人間本位の民生思想を体現し、人間と自然の調和的共生の法則を順守し、党と政府が大いに推進するエコ文明建設の鮮明な態度と確固たる決意を生き生きと表している。この理念は発展理念と方法の大きな転換で、生産と生活の中で自然を尊重し、自然に順応し、自然を保護する理念に従い、資源の節約と環境保護という基本国策を貫徹し、エコ文明の建設を経済建設、政治建設、文化建設、社会建設の各方面と全過程に浸透させ、中国がグリーン経済に向かってモデルチェンジし、「美しい中国」を建設するよう導くことを求めている。第19回党大会の報告では「緑の山河は金山・銀山にほかならない」という理念を確立して実践しなければならないと強調している。 

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