「一帯一路」の建設

2024-06-27 11:08:00

「一帯一路」とは「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」の略称だ。2013年9月と10月に、習近平国家主席が中央アジアと東南アジアを訪問した際に、関連諸国とともに「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」を築くことを提案した。「一帯一路」建設は党中央が行った重要な戦略的政策決定で、次の段階での開放拡大を実施する上での重要な措置で、人類運命共同体の構築を推し進める重要な実践のプラットフォームだ。「一帯一路」イニシアチブは「政策上の意思疎通、インフラの相互連結、貿易の円滑化、資金の調達、民心の相互疎通」の実現を主な内容とし、「共同協議共同建設・共同享受」を原則として、「利益共同体、責任共同体、運命共同体」の構築を目的としている。「一帯一路」は、平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道の構築を目指すものだ。「一帯一路」の建設は関連各方面の共通の利益に合致し、地域規模での協力および世界規模での協力という流れに乗っているため、沿線諸国は積極的に中国の呼びかけにこたえた。5年来、100余りの国と国際機構が「一帯一路」の建設に参加し、それをサポートしており、国連総会や国連安全保障理事会などの重要な決議でも「一帯一路」建設の内容が取り上げられている。「一帯一路」建設は徐々に理念から行動へ、ビジョンから現実へと変わりつつあり、多くの成果をあげている。 

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